気づくと、私はまたYouTubeを開いていた。
別に、見たいものがあったわけではない。
面白くてたまらない動画があるわけでもない。
なのに、指が勝手に開く。
スクロール。
おすすめ。
次の動画。
また次。
気づけば時間が溶けている🫠。
そして私は、静かに思った。
「……これは黒船なのでは?」
📱 黒船来航
現代の刺激産業は本当に強い。
- 無限スクロール
- 自動再生
- おすすめ最適化
- 短尺刺激
- 通知
- 脳科学
- UX研究
世界中の超優秀な人たちが「どうすれば人間が長く見続けるか」を研究している。
つまり私たちは“意志が弱い個人”として戦っているのではなく、“巨大な刺激文明”と向き合っている。
これはもう黒船である🤭💦。
しかも24時間港に停泊している。
⚔️ 暴君エルレインの存在
しかし、会議を進めるうちにもう一つの問題が発覚した。
どうやら我が国には暴君がいたらしい。
それは私だった。
私はいつの間にか自分を「常時戦時体制」で運営していた。
- 深く考えろ
- 本気でやれ
- 創作しろ
- 削れ
- 進め
- 停止するな
もちろん悪意ではない。
良くしたかった。
守りたかった。
でも脳からすれば、
「創作港へ入港すると、また総力戦が始まる💦」
という状態だったのだと思う。
そりゃ黒船へ逃げる。
🧠 脳との停戦協定
そこで私は脳と話し合うことにした。
「怠けたいの?」
そう聞くと、脳はこう答えた(気がした。)
「違う。
壊れたくないだけ。」
図星。
私は“頑張ること”には慣れていた。
でも、“戻ること”を知らなかった。
だから脳はYouTubeという避難港へ漂流していたのかもしれない。
🍵 文化国家へ
私は今、国家方針を少し変えようとしている。
スパルタ帝国ではなく文化の香りがする国家へ。
- お茶を飲む
- 塗り絵をする
- ぼーっとする
- 香りを楽しむ
- 少しだけ書く
- 五分で終わる
- 深く潜りすぎない
そんなことも、ちゃんと「文化活動」として認める国家へ。
文明は、削るだけでは続かない。
笑いと、湯気と、余白がいる。
🕯️ 閉会
本日の国家会議では、
「脳は敵ではなく、長年働き続けた家臣である」
との見解で一致した。
つい酷使してしまうけれど、
本当はずっと、
この国を守ろうとしてくれていたのだと思う。
だから今日は、
停戦協定を結ぶことにする。
黒船問題は、
また次回の会議で考えよう。
今はただ、
お茶を飲んで閉会とする。🍵😌

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