「自分には何もできない」
そんな感覚を、長いあいだ抱えていました。
何かを始めても続かない。
動こうとしても怖い。
頑張ろうとすると、心も体も固まってしまう。
だから私はずっと、
「私は何も生み出せない存在なんじゃないか」
と思っていたのです。
でも最近、小さな出来事が重なりました。
メルカリで、使わなくなったものが売れた。
クラウドワークスで、小さな仕事を数件納品した。
金額だけ見れば、大きなお金ではありません。
けれど、その時ふと気づいたのです。
「あれ……」
「私、ゼロじゃなかったんだ」と。
「大きく稼ぐ」より先に欲しかったもの
世の中には、
- 月収100万円
- 副業で独立
- 誰でも簡単
- 在宅で自由生活
そんな言葉がたくさんあります。
もちろんそれを否定したいわけではありません。
でも私が本当に欲しかったのは、
「大成功の証明」
ではありませんでした。
欲しかったのは、
「私は現実と接続できる」
という感覚だったのです。
100円でも。
500円でも。
自分で動いて、世界と小さく循環できた。
それがとても大きなことでした。
クラウドワークスで感じたこと
正直に言うと、クラウドワークスは疲れることもありました。
単価が低かったり、
空気が合わなかったり、
「これは本当に仕事なのかな」と思う案件もありました。
でも、その中で学んだこともあります。
- 自分に合わない空気を知ること
- 境界線を引くこと
- 「変だな」という感覚を信じること
- 小さく納品する経験
特に私は、
「完璧にやらなきゃ」
と思いすぎる癖があるので、
“外に出して終わらせる”
という経験そのものが、ひとつの学びでした。
サーバー代を守れた
私は今、自分のサイトを運営しています。
静かな場所です。
大きなメディアではありません。
派手な広告も世界観に合わないのでつけていません。
でも、この場所を守りたいと思っています。
そして気づけば、
- メルカリ
- 小さな仕事
- 少しのお金
によって、サーバー代やドメイン代くらいなら支えられるところまで来ていました。
それは私にとって、
「この場所を、完全な赤字だけで抱えているわけじゃない」
という安心につながりました。
「私は何も生み出せない存在ではない」
今でも、不安になる日はあります。
立ち止まる日もあります。
それでも以前とは少し違います。
私はもう、
「ゼロしか作れない人間」
ではないと知ったからです。
大きくなくていい。
派手じゃなくていい。
小さくても、静かでも、
世界と循環できる。
それは、生きるうえでとても大切な感覚でした。
もし今、
「自分には何もできない」
と思っている人がいるなら。
100円でも。
500円でも。
まずは、
「ゼロではない」
を取り戻すところから始めてみませんか。

コメント