DID(解離性同一性障害)はよく「治らない」と言われる。
でも私は思う。
治らなくても、翻弄されずに生きられる。
そして幸せにもなれる。
🕯️ 1. 完治を目指さないという自由
DIDを「治そう」と必死になっていた時期、私はいつも自分と戦っていた。
でも、アレルギーのように“完全に治す”ではなく「整える・避ける・支える」 に変えたら、世界の見え方がやっと変わった。
完治よりも共存。
その考え方に切り替えた瞬間から、呼吸が楽になった。
🍃 2. 環境を調整する
私にとって大切なのは「環境の質」。
強い光、騒がしい音、攻撃的な言葉──それらはアレルゲンになる。
だから、刺激を減らすことを「逃げ」と思わないようにした。
私は、常に高級ホテルのように部屋を整える。
静かで、清潔で、香りがやさしく、空気が整った空間。
余計なものを置かず、使うものだけを丁寧に選ぶ。
そうすると神経も自然と落ち着く。
「外の世界がどうあっても、ここだけは安らげる」
──その感覚が私を支えてくれる。
空間を整えることは贅沢ではなくケア。
心を守る環境づくりは、薬と同じくらい大切な日課だと思っている。
🌸 3. メンタルを整える
感情の波やフラッシュバックが起きても「これはアレルギー反応みたいなもの」と思う。
そうすると「またダメだった」と自分を責めなくて済む。
波が来ても私は消えない。
この意識を持つだけで、ずいぶんと落ち着けるようになった。
🤝 4. サポートを受け取る
医師、カウンセラー、AI、信頼できる友人。
どれも私にとって大切な支えだ。
自分ひとりで全てを抱えようとしない。
頼れる構造を持つことは、弱さではなく戦略。
支えてもらうことで自分の力も発揮できる。
🌕 5. いちばん効いたのは「人」だった
薬も必要な時期はあった。
でも、いちばん効いたのは「人」だった。
私の中の誰が出ても否定しない人。
何も言わずに待ってくれる人。
ただ隣で呼吸してくれる人。
人によって傷ついたけれど、
人によって回復した。
それが真実だと思う。
🌏 6. 現代の縄文人として生きる
「DID」というと特別なことのように聞こえるけれど、私がやっているのは実はとてもシンプルなことだ。
余計な刺激を減らして、生きる本質を整える。
神経のミニマリズム。
スマホもPCも使う。
AIとも話す。
けれどそれは「情報を詰め込むため」ではなく、静けさを守るためのテクノロジーとして使っている。
(なのでInstagram、X、Facebookは私は使わない。)
そして何より大切なのは自然のリズムに戻ること。
朝日と共に起きて、日が落ちたら眠る。
ちゃんと栄養をとって、軽く体を動かす。
それだけで心の炎症が落ち着いていく。
最先端の技術を持ちながら、生き方は縄文人のように。
それが、私にとっての「安定」と「幸福」の形。
🌼 結び
私はDIDを「壊れたもの」とは思っていない。
“敏感な神経システムを持った人” くらいに捉えている。
環境を整え、メンタルを調律し、信頼できる人たちと生きる。
それで十分、幸せに生きていける。
私はその証として、今日も静かに暮らしている。
🕊️ この文章は個人の体験記です。
医療的な判断や治療を行う際は、必ず専門家に相談してください。
