雨の日の朝。
私は英語の文法書を開いていた。
Unit 6。
I don't ...He doesn't ...
そんな内容だった。
ところが、文法書を見ながらふと思った。
私は英語が話せないと思っているけれど、本当にそうなのだろうか?
「私はコーヒーを飲まない」
例えば、
「私はコーヒーを飲まない」を英語にしようとすると、少し時間がかかる。
頭の中では、
「私は」
↓
「I」
↓
「飲まない」
↓
「not?」
↓
「いや、don’t か」
↓
「drink coffee」
みたいなことが起きて、やっと、
I don’t drink coffee.
が出てくる。
だから私は「英語が話せない」と思っていた。
でも「I don’t know.」は秒で出る
ところが、誰かに何か聞かれたとき、
I don’t know.
は一瞬で出る。
考えていない。
文法も考えていない。
ただ出る。
同じように、
旅行英語で何度も練習した
Can I get a hamburger combo, please?
も秒で出る。
あれ????
英語が出ないんじゃない。
出る英語もあるぞ。
問題は英語力ではなかった
問題は、英語力不足ではなく反射速度だった。
私の頭の中では、
| 英文 | 反射速度 |
|---|---|
| I don’t know. | 0秒 |
| Can I get a hamburger combo, please? | 0秒 |
| I don’t drink coffee. | 0.5秒 |
| I don’t watch TV very often. | 1秒 |
| I don’t ride horses. | 5秒 |
| crawl | 🧊 |
である。
最後の crawl(這う)に至っては、
「見たことはある」
くらいの状態だったから。
赤ちゃんも同じらしい
考えてみれば、子どもも似ている。
大人が「靴持ってきて」と言えば持ってくる。
つまり理解している。
でも、
「これは何?」
と聞くと、
👞・・・・・
く……
くつ!✨
になる。
英語も同じだった。
私は ride を知らないわけではない。
見れば分かる。
読めば分かる。
でも、
話す時には少し探しに行く。
ただそれだけだった。
初心者に全部やらせないで🤣
ここで私は大きな発見をした。
初心者なのに、
I
you
he
she
it
we
they
全部やろうとしていた。
さらに、
don’t
doesn’t
現在形
疑問文
否定文
例外
まで一気に持とうとしていた。
それは重い。
重すぎる。
初心者に全部やらせようとしないで🤣
しばらくは「私」だけでいい
今の私は、英語教師になりたいわけではない。
まずは、
I don’t hurry.
I drink tea.
I read every day.
I like quiet places.
そんな、自分の言葉を英語で言えればいい。
だから今は、
「私」
だけで十分だと思う。
おわりに
英語が話せないと思っていた。
でも実際は違った。
私はすでに、いくつかの英文を反射で話していた。
だから今の目標は、英語を全部覚えることではない。
少しずつ、英語の文章を自分の暮らしに引っ越しさせること。
今日の一文はこれ。
I don’t hurry.
雨の日の散歩をしながら、
そんな英語をひとつひとつ増やしていこうと思う。
I don’t hurry.
私は急がない。🌿☕☂️
😶✨

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