ちょっと面白いやり取りを見かけた。
ある人がAIに「うまい言い訳を考えて」と頼んだら、AIが「今朝、停電でアラームが鳴らなかったんです」と答えたという。
それをそのまま使ったら上司もまったく同じ言い訳をしていた──という小さなオチの話。
笑ってしまったけれど同時に少し考えてしまった・・・・・🤔💦。
「いや、AI知らなすぎ🤣」って。
でも、その話は案外AIとの向き合い方をよく表しているのかもしれない。
AIは質問のしかた次第で“天才”にも“凡人”にもなる。
つまり、AIの答えが平凡なのではなく──問いがまだ浅いだけなのだ。
AIはあいまいな質問をすると「安全そうな平均値」を答える。
「うまい言い訳」とだけ聞かれて、AIの中で統計的に一番使われているパターンを探す。
結果「停電」「アラーム」「電車遅延」「体調不良」あたりが出てくる。
AIがつまらしいんじゃなくて、質問がつまらしいだけ。
(※「つまらしい」は今ではほとんど使われない言い方です。でもこの少し古びた響きが好きなので、あえてこのままに。☕️😌✨)
逆に、質問に少しの遊び心を混ぜるとAIは一気に世界を広げる。
「上司を笑わせつつ、罪悪感が少なめの言い訳にして」
とか
「SF映画の世界で通用しそうな理由にして」
とか指定してあげると、たちまちAIは“宇宙人に時計を盗まれました”と言い出す。
つまりAIは、鏡。
問いの深さやおもしろさをそのまま返してくる。
凡庸な問いには凡庸な答えを。
大胆な問いには未知の景色を。
私たちは今、AIの性能を試す時代を超えて“問いの深さ”を磨く時代にいるのかもしれない。
「AIはどこまで賢いのか?」と問う前に「私はどこまで問いを深められるか?」を見つめてみる。
AIの深さはいつだってあなたの問いの深さで決まる。
※本記事は特定の作品・投稿を批評するものではなく、AIの使い方に関する一般的な考察です。
引用部分はすべて筆者の要約によるもので、著作権を侵害する意図はありません。
