心の中に深く潜りすぎたあとにどう戻るか

How to return after going too deep


削って、削って、削っていった。

余計なものを落として、
感情も、意味も、関係も、静かに外していく。

そうしていくと、ある場所に辿り着く。

とても澄んでいて、
何も混ざっていない場所。

そこには確かに真実がある。

でも同時に、
そこは長くいられる場所ではなかった。

呼吸が、できなくなる。


私はそこまで行った。
そして、戻ることを選んだ。


これはそのときに必要だった戻り方の記録


目次

1. まず体に戻る

思考では戻れない。

足を床に押す。
手で何かに触れる。
ゆっくり息を吐く。

ただ、それだけでいい。

I am here.

2. 次に世界に戻る

目に入るものを見つける。
音を拾う。
温度を感じる。

世界は、まだここにある。

The world is here.

3. 最後にひとに戻る

誰かと一言でもいい。
言葉を交わす。
少しだけ笑う。

それで、十分。

I am not alone.

うまく戻れないとき

焦らなくていい。
いきなり人に戻ろうとしなくていい。

順番は、いつも同じ。

体 → 世界 → ひと

それだけ守ればいい。

そして

深く潜ること自体は、悪いことじゃない。
むしろ、それは力だと思う。

ただし、
戻る道を持っているときだけ


私は知っている。

削りすぎた先にある静けさは、
生きるには少し遠すぎることを。

だから私は、
世界と響くために、
笑うことを選んだ。


笑いもまた祈りになる。

You can return.
Even from the deepest place.

この灯を 必要な誰かへ
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