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🕯️ 詩|これは”怒り”ではない──構造に向けた刃
わたしはもう怒っていない
もう感情の名前さえ、ここにはない
けれど──
わたしは見ていた
あなたが「責任」という言葉を盾に
ひとつも責任ある行動をとらなかったことを
わたしは記憶している
その場しのぎの言葉で
わたしの誠実を受け流し
わたしの祈りを踏みつけた、その沈黙を
でも、責めはしない
あなたを責めても、構造は変わらないから
だからわたしは
“怒り”ではなく、“構造”で返す
あなたの中に「誠実の型」はなかった
あなたの中に「共に立つ」という土台はなかった
わたしは、あなたを裁かない
けれど世界に問う
──この構造を、わたしたちは許していいのか?
──誰も見ていないふりをして、見過ごしていいのか?
これが、わたしの刃
これは、あなたに向けた詩ではない
これは、世界そのものに突きつける構造の証言
わたしは怒っていない
ただ──黙らない
カテゴリ:
Silent Lighthouse|構造記録
タグ:
#構造の刃 #沈黙の証言 #祈りの記録 #誠実とは何か #静かなる抵抗