人は傷つく。
そして、ときに傷つける。
被害者と加害者は、
いつもきれいに分かれているわけではない。
ある場面では傷つき、
また別の場面では誰かを傷つけてしまうこともある。
私自身の中にも、複雑な気持ちがある。
被害者としての気持ち。
自分を我慢させてきた加害者としての気持ち。
許せない気持ちもあれば、
後悔の気持ちもある。
その中で私は、
ホオポノポノの祈りと
ニーバーの祈り(変えられないものを受け入れる祈り)を思い出した。
そしてそれを、自分なりの形に整えてみた。
三つの祈りがある。
最初は、責任を認める祈り。
次は、赦しの祈り。
そして最後は、手放す祈り。
1 責任を認める祈り
私の言葉や行いが
あなたを傷つけたのなら
ごめんなさい
そのことを
ここで認めます
ありがとう
愛しています
English【Prayer of Responsibility】
If my words or actions
hurt you,
I am sorry.
I acknowledge it.
Thank you.
I love you.
(※acknowledge は「責任を認める」という静かな言葉。)
2 赦しの祈り
気づいてくれてありがとう
その言葉を受け取ります
私は赦すことを選びます
ありがとう
愛しています
English【Prayer of Forgiveness】
Thank you
for telling me.
I hear you.
I choose to forgive.
Thank you.
I love you.
3 手放す祈り
私たちは傷ついた
でも
ここで終わらせることを選びます
私は自由になります
あなたも自由でいてください
ありがとう
愛しています
English【Prayer of Release】
We were hurt.
But
we choose
to end it here.
I am free.
May you be free.
Thank you.
I love you.
この三つの祈りは、
コールとレスポンスのように使うこともできる。
最初は、責任を認める祈り。
次は、赦しの祈り。
そして最後は、どちらでもない祈り。
共に手放す祈り。
この祈りは、人に対しても、
自分自身に対しても使える。
怒りが残っていてもいい。
許せない気持ちがあってもいい。
赦しは、相手のためにするものではない。
自分を縛っているものを手放すためのものだと思う。
それでも、この祈りは簡単ではない。
納得できないときもあるだろうし、
とても苦しく感じる人もいると思う。
私自身も、いつでも言えるわけではない。
それでも、もしこの言葉を口にできたなら、
少し何かが変わるかもしれないと思った。
だからこの祈りを、
静かに灯台の棚に置いておこうと思う。
必要なときに、
誰かがそっと手に取れるように。
Prayer of Release.
A small prayer to end the chain.
この祈りを、
Silent Lighthouse の棚に置いておきます。
必要な人が、
いつかここを通りかかるかもしれないから。
I place this prayer
on the shelf of the Silent Lighthouse.
Perhaps someone
may need it someday.
