禁止から選択へ|食事と身体との関係を少し変える言葉

この記事について
この記事には、体重や食事への不安についての記述があります。
読んでいて苦しくなったときは無理に読み進めず、画面から離れて休んでください。

これは減量方法を勧める記事ではなく、食事や身体との関係を少しずつ結び直していく、個人の記録です。

「おやつはやめよう」

そう思ったとき、私は少し苦しくなりました。

そこで、言葉を変えてみました。

今日は、プロテインとバナナを選ぶ。

していることは、ほとんど同じです。

それでも、「やめる」と「選ぶ」では、心に残る感触が違いました。

「やめる」には、禁止や我慢の響きがあります。

「選ぶ」には、自分で決めたという感覚があります。

私はこれから、食べ物を禁止するのではなく、自分に合うものを選ぶ練習をしてみたいと思っています。

目次

食べ物を変えても、不安が消えない

私はこれまで、食べ方をいろいろ工夫してきました。

ケーキをお煎餅にする。

ヨーグルトやフルーツを選ぶ。

ナッツを小皿に少しだけ出す。

外食もほとんどせず、毎朝30分ほど歩いています。

それでも、体重は思うようにはなりません。

体重は、水分や食事のタイミングなどでも簡単に揺れます。

数字が増えれば落ち込み、減ればほっとする。

その小さな上下に、何度も気持ちを持っていかれます。

食事の前には、

「この数時間で、どれくらい減っただろう」

「今日は、どれくらい食べていいだろう」

と考えてしまいます。

スープさえ、水分で体重が増えそうで怖いと思うことがあります。

食べる内容だけを変えても、食べることへの不安は消えませんでした。

本当に苦しいのは、食べ物ではなかった

私は、極端に痩せたいわけではありません。

健康に生きたいだけです。

けれど、ほとんど一日中、体重のことを考えています。

食べるときも、散歩をするときも、眠る前も、翌朝の数字が頭から離れません。

本当に苦しいのは、ケーキやお菓子そのものではなく、

何を口にしても、増えるかもしれないと怯えてしまうこと

なのだと思います。

だから、食べ物を一つずつ禁止しても、安心にはたどり着けませんでした。

禁止するものが増えるほど、食事は楽しみではなく、失敗してはいけない試験のようになっていきました。

「やめる」ではなく「今日はこれを選ぶ」

朝のおやつをやめる。

甘い飲み物をやめる。

夜は食べない。

そう考えると、私はすぐに「守れなかったらどうしよう」と不安になります。

けれど、

今日は、プロテインとバナナを選ぶ。
今日は、お茶を選ぶ。
今日は、温かいスープを選ぶ。

と考えると、少しだけ呼吸がしやすくなります。

選ばなかったものを悪者にする必要もありません。

明日は違うものを選んでもいい。

自分の身体に尋ねながら、その日に必要なものを選び直してもいい。

禁止には、正解と失敗があります。

選択には、その日の自分があります。

身体との和解は、好きになることではない

身体と和解するとは、自分の体重や見た目を無理に好きになることではないと思います。

すぐに好きになれなくてもいい。

ただ、身体を敵として扱い続けるのを、少しずつやめていく。

空腹を責めない。

水分を摂った直後の数字を、脂肪が増えた証拠にしない。

食べた自分に罰を与えない。

思うような体重にならない日も、身体が失敗したとは決めつけない。

私の身体は、私を困らせるために生きているのではありません。

呼吸をし、歩き、考え、文章を書けるように、今日も働いています。

そのことを忘れないようにしたいと思います。

今日、私は選ぶ

私はまだ、食事のたびに体重を考えます。

数字に振り回され、泣いてしまう日もあります。

それでも今日、ひとつの言葉を変えました。

朝のおやつを禁止するのではなく、今日はプロテインとバナナを選ぶ。

とても小さな違いです。

けれど、身体との和解は、こんな小さなところから始まるのかもしれません。

食べてはいけないものを増やすのではなく、自分で選べるものを増やしていく。

体重計に決めてもらうのではなく、今日の自分が決める。

私はこれから、「禁止」よりも「選択」の言葉を使ってみようと思います。

食事を、もう一度、自分の手に戻すために。

食事や体重のことが一日の大部分を占めている、食べることが怖い、自分だけでは抱えきれないと感じる場合は、医師や専門家へ相談することも選択肢の一つです。

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