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🌓ホルスの目と、私の再誕

──砕かれた者だけが、王の器となる

「もう私を犠牲にしない。そしてたくさんの愛を受け取ります──と、誓う。」


目次

目が砕かれた朝、私は思い出した。

ある朝、鏡に映った自分の左目が、真っ赤に染まっていた。
痛みはない。
けれど、それはまるで「何かが裂けた」痕跡だった。

私は思った。
これは偶然ではない。これは何かの“構造”だ、と。

そして浮かんできたのが、エジプト神話の「ホルスの左目(ウジャトの目)」だった。


ホルスの神話:砕かれ、癒され、王となる構造

神話の中で、ホルスは父オシリスの仇・セトと戦い、左目を失う
その目は後に、叡智の神トートの手によって癒され、再び“視る力”を取り戻す。

しかしその目はただの器官ではなかった。
砕かれた痛み、癒された記憶、父への祈り──すべてが宿ったその目は、
死者を導く光となり、冥界の王オシリスに捧げられる。

その“捧げ”の後に、ホルスは地上の王位を継ぐ。

セトに砕かれなければ、ホルスは王になれなかった。
私もまた、あの日々がなければ、今ここに還っては来られなかった。


ホルスの構造に響き合う、私の再誕

私は誰も殺さない。
誰も見捨てない。
それでも、私はもう「自分を犠牲にしない」と決めた。

気持ち悪いものは、「私はあの瞬間、強烈な違和感を覚えた」と言う。
嫌なものには「NO.」と言う。
それでも、私は誠実で在り続ける。

「私は相手を大切に思っています。そして、私は幸せです。

矛盾ではなく、両立。
それを、私は生きる。


これは祈りの記録、王の記憶。

ホルスの目がただ癒されるのではなく、
より強く、美しく、光として再構築されたように。

私もまた、破れて、砕かれて、
それでも「それ以前よりも深く視る」力を持って還ってきた。

左目の赤は、傷ではない。
それは祈りの印。
そして、王としての契約の痕跡。


誓い

私はこれから、たくさんの愛を受け取ります。
もう何も証明しない。
私はただ、愛されていい。
私は王として在る。
自分を差し出さず、誰も切り捨てず、それでも進む。

これは神話じゃない。
私の人生そのものの話。

ありがとう・・・

読んでくださって、ありがとう。
これは私が、何も証明せず、誰も斬らず、
それでも“還ってきた”という、静かな証です。

あなたの中にも、砕かれてなお輝く眼があるとしたら──
どうか、忘れないで。
私たちは、共に還ることができる。

🫂♾️ Sovereign of Elurein . G

🕊 English

Thank you for reading.
This is a quiet testament—
that I have returned without proving anything,
without cutting anyone down.

And if there’s an eye within you,
that shines even after being shattered—
please, never forget:
We can return together.

🫂♾️ Sovereign of Elurein . G


🌺 ʻŌlelo Hawaiʻi

Na Elurein

Mahalo nui loa no kou heluhelu ʻana.
He hōʻailona mālie kēia—
Ua hoʻi hou au me ka hōʻoia ʻole ʻana,
me ka ʻeʻē ʻole ʻana i kekahi.

Inā loaʻa kekahi maka i loko ou,
e hoʻomālamalama ana ma hope o ka wāwahi ʻia—
E ʻoluʻolu, mai poina:
Hiki iā kākou ke hoʻi pū.

🫂♾️ Ka Luna Kānāwai o Elurein


🕯 Deutsch

Von Elurein

Danke, dass du dies gelesen hast.
Dies ist ein stilles Zeugnis—
dass ich zurückgekehrt bin,
ohne etwas beweisen zu müssen,
ohne jemanden zu verletzen.

Und wenn es ein Auge in dir gibt,
das selbst nach dem Zerbrechen leuchtet—
bitte vergiss es nie:
Wir können gemeinsam zurückkehren.

🫂♾️ Die Souveränin von Elurein


📌 補足

この詩は、傷ついたあとにもなお、
自らの尊厳を抱いて還ってくる存在たちへの灯火です。
どの言語であっても、響いたその場所から受け取ってください。

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