働かないと生きていけない、は幻想──孤立さえしなければ人は生きていける

「働かないと生きていけない」──鬱の頃、私もそう思っていました。

仕事をやめたら即ホームレス、餓死、破滅。頭の中で最悪の未来しか浮かばなかったのです。

でも実際に手放してみたら、あれ? 平気じゃん。むしろ楽に生きられる。

出費は自然に減り、助けを求めれば道はいくつもありました。

この記事では、働かないと死ぬと思い込んでいた私が気づいたことと、実際に使える制度、そして最後に「孤立さえしなければ生きていける」という祈りを記します。

目次

出費はこう変わる

働かなくなったら、収入が減るのと同じくらい「支出が自然に減る」ことに気づきました。

  • 交際費:飲み会・歓送迎会・手土産 → ほぼゼロ
  • 交通費:通勤定期やガソリン代 → ほぼゼロ
  • 服や靴・化粧品:仕事用に「揃える」必要がなくなる
  • 税金:初年度は驚く😱けれど、翌年からぐっと軽くなる🙃

増えるのは食費くらい。
でもそれも「量」は減り「質」が変わるだけ。
1日1〜2食+αになっても、体が喜ぶものを選べるようになります。

おにぎりでも、フルーツでも、少し贅沢な食材でも
──「生きる満足感」はむしろ上がりました。


実際にある制度

「働かない(働けない)=お金がない=即ホームレスや餓死」と思い込んでいましたが、それは幻想でした。

日本国籍があれば、実際に使える制度はいくつもあります。

  • 生活保護:生活費・住居費・医療費がカバーされる
  • 住居確保給付金:家賃を最長9か月まで補助
  • 児童扶養手当・児童手当:子どもがいる家庭向けの支援
  • 医療扶助・高額療養費制度:病院代が払えないから治療できない、にはならない
  • 一時保護施設・母子生活支援施設:子どもを一時的に預けられる仕組み
  • シェルター・NPOの支援:家や安全を失いそうな時に頼れる場所

つまり「働かない=死」ではなく、「助けを求めない=苦しくなる」 が真実です。

数人に拒まれたからといって、
数回うまくいかなかったからといって、

どうか自分を責めないでください。

それはあなたの価値がないからではなく、
ただ「まだ別の扉が開いていない」だけです。

灯火は、必ずどこかにあります。

何度でも呼びかけていい。

そしてあなたは、そのたびに守られていい存在です。

結論と祈り

孤立さえしなければ人は死にません。

誰かに頼って生きることは弱さではなく、命をつなぐ智慧です。

どうか、一人で抱え込まないでください。
あなたの呼びかけに応える灯火は、必ずどこかにあります。

私は祈ります。

あなたが孤独に沈まず、誰かと共に生きていける道を見つけられますように。


この灯を 必要な誰かへ
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