全員が平和主義者
DIDサイト界隈を見ていると、かなりの確率で出会う。
「うちの人格たちは、みんな仲良しで平和主義です✨(歌を一緒に歌ったり。)」
その文字を読むと私は心の中で「ほぅほぅ」と頷く。
もちろん、それは素晴らしいことだ。
仲間同士が協力し合って過ごせるなら、日々はきっと穏やかになる。
ただ、構造的に考えるとこれはかなり珍しい状態だ。
別人格は、それぞれ性格も役割も価値観も違う。
時には衝突もあり「その提案はイヤ」「それは危ない」と意見がぶつかるのは普通のことだ。
だから、全員が平和主義を保てるにはいくつかの条件が必要になる。
🌱 平和が成立する条件(私見)
1. 統合や共有がかなり進んでいる
記憶や目的の一致度が高く、互いの違いを尊重できる状態。
2. 役割の住み分けが明確
衝突しやすい領域に踏み込まない暗黙のルールがある。
3. 衝突を表に出さない方針
外部に見せる部分では平和を優先する。
観察者としては「どうやってその平和を維持しているのか」という構造が気になる。
それは奇跡のバランスかもしれないし、
長い時間をかけて築かれた信頼かもしれない。
もしSilent Lighthouseが「全員平和主義です」と外から見えたとしたら──
それは単に、ElureinもMaihinuaも“私”だからだ。(※Maihinuaは私の女性性です。)
役割は違っても、根っこの光は同じ場所から来ている。
・Silent Lighthouseは私だけで運営している。別人格と共同運営することはありえない。
・別人格がSilent Lighthouseに登場することはない。
・Silent Lighthouseは私だけのサイト。
・もし彼らがブログに興味を持つなら、彼らが自分自身として、自分の好きなサイトを勝手に作るだろう。彼らの人生は彼らのものだから。
だからこそ、私は外界の平和なチームを見ると、つい「ほぅほぅ」と頷きながらその構造を覗き込みたくなるのだ。